MLBでは選手と球団の間で様々な契約が結ばれています。 その中でも重要なのが40人ロースターと25人ロースターと呼ばれるもの。これはMLBの試合出場に関する物です。 公式戦に出場するにはまず、40人ロースターと呼ばれる球団の支配下に入ることが絶対条件です。
そのうえで25人ロースターに登録される必要があります。つまり40人のうち公式戦に出れるのは25人だけで、残りの15人はMLB球団の支配下にありながらマイナー球団の試合に出てチャンスを待たなければならないのです。それはとても大変なことなので、中には球団との交渉時でマイナー降格拒否の権利を得る選手もいます。
しかしロースターに入っているうちはまだチャンスがあります。それよりも大変なのは40人ロースターからも外れた時です。球団からの支配下から外れてしまうと、いくらマイナーリーグで活躍しても公式戦に出場することはかないません。
俗にいうメジャーリーガーとは、25人ロースターに入っている選手のことを言います。そしてその中で特に活躍した選手だけが球団や他球団との交渉で、大型契約を得られるのです。 MLBはとても厳しい世界ですが、引退選手やファンが公式戦やオープン戦に出場し、その雄姿をみせると言う一日契約と言うファンサービスもあります。