MLBでプレーする選手の国民性
MLBという舞台は野球選手ならだれもが憧れるフィールドであり、少年野球で頑張る子供たちにもそれは同じことです。そのため、日本のみならず、韓国台湾のアジアから中南米カリブ海、そしてヨーロッパなどからもMLBを目指して多くの選手が参戦します。
そうなってくると、その地域ならではの国民性というものがプレーにも反映されるようになります。 例えば、日本人選手の場合、非力である分、テクニックや読みといった部分で勝負する選手が多いというのが特徴ですし、投手であれば変化球とコントロールで立ち向かう傾向にあります。これはアジア各国の選手共通です。
一方、カリブ海の選手などは野球そのものを楽しむ文化であり、何事も楽天的に物事を考える向きがあります。プレーにもこうした国民性が現れ、ハマれば手をつけられない一方、イライラさせればこちらのものというある程度単純な性格をした人が多く、どう操縦していくかも監督の腕の見せ所です。
これだけたくさんの国から人が来る分、色んな言葉が飛び交うものの、そうしたところに飛び込めるかどうかはバイタリティに優れているかどうかにかかっています。日本人選手がマイナーリーグからなかなか上がれないのもこうしたことが関係しており、国民性が災いとなっていることが考えられます。