30チームあるから出てくるMLBの珍プレー
MLBの試合では信じられないような珍プレーを見ることがあります。日本でそれをやったら怠慢プレーとして懲罰交代されかねないようなことを平気でやってしまい、それに対して悪びれもない態度を取る姿に日本の野球ファンはある意味で度肝を抜かれます。
とはいえ、MLBは30チームあり、10試合以上が同時に行われることがザラです。日本だと12球団なので最大6試合ですが、その倍の試合が同時に行われる以上、アッと驚く好プレーはもちろん、同じだけ珍プレーも出てくるのは当然なのです。
また、その他の要因としては、足の遅さ、本能でアウトにしようとするものなど色々とあります。足が遅いあまり、ちょっとした変なプレーが間に合ってしまうこともある一方、珍プレーにランナーや守備側の足の遅さが大いに関係しています。
そして、野球選手はそれが危険と分かっていてもアウトをとりたいと考えます。素手のキャッチは当たり前ですし、フィールドシートに飛び込むこともなんとも思いません。中には、お客さんが、選手が捕球できたであろうボールをキャッチしてしまい、それが試合を左右することもまれにあります。そうしたハプニングもMLBを楽しむ上では欠かせないのです。